絹のある暮らし

私たちの身近には沢山の繊維があり、毎日身につける肌着や寝具でお世話になっています。
その中でも、生命をはぐくみながら私たちのからだを守ってくれる蚕(かいこ)がつくる『まゆ』。
この『まゆ』からつくられる絹にとても魅力を感じています。

『まゆ』は成長して蛾になる前の幼虫の住み家です。
『まゆ』には野蚕(やさん)といって自然の中で育つもの、家蚕(かさん)といって人が世話をしてつくられるものがあります。

私たちが身につける肌着、くつ下、寝具などはほとんどが家蚕の『まゆ』からつくられる絹糸です。昔はあちこちに桑畑を見かけ蚕糸試験場といった建物もありました。

あの小さな蚕が吐き出す絹糸の働きは、からだの老廃物を引き出すなどとても私たちを助けてくれています。
絹は肌呼吸をとてもスムーズにしてくれるので、ムレることもなく身につけることがとても心地良く感じます。

「繭(まゆ)」の威力
1 夏は涼しくするため放熱、通氣性がよく吸湿、除湿機能を備えている
2 冬は遠赤外線を発生し、保温、保湿機能を備えている
3 振動により生育光線を発生させ健康によい影響がある
4 絹糸にあるミクロの穴や特殊組織により電磁波が発生しており、人体の中枢神経に刺激を与える
5 絹は人体になじみのよい高品質のたんぱく質なので、人体の細胞を活性化してくれる
6 筋肉や血管を弛緩させる働きがある
7 自然のものなので副作用がない
(許可を頂き、北都商事さんの本より抜粋させて頂きました)


心地良く私たちの健康を助けてくれる絹に触れることは、ささやかながら遠い昔から続いている日本の文化を継承し、自然と共存していくことにもつながるのではないかな…と繭結は考えています。
ご一緒に絹のある暮らしを始めてみませんか?

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